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自分の描いた絵がアニメ作品の一部として大勢の人に見てもらえるのが嬉しいです

  • デジタルアニメ学科がっか
  • 就職しゅうしょく

Belarus(ベラルーシ) 出身しゅっしん

MELNIKOVA POLINA(メリニコワ・ポリーナ)さん

  • 就職先しゅうしょくさき
    株式会社MAPPA
  • 職種しょくしゅ
    はいけいあーてぃすと 背景アーティスト
  • 出身校しゅっしんこう
    おおさかにほんごきょういくせんたー 大阪日本語教育センター
  • 入学時日本語にゅうがくじにほんごレベル:
    N1

今のお仕事について

入社してすぐに作品制作に関わり、エンドロールに名前も載りました。自分が描いた絵がそのまま画面に出るので、作品の一部としてたくさんの人に見てもらえることがクリエーターとして最大の魅力だと思います。
昔から物作りもアニメも大好きなので、これをつなげられればなぁとずっと考えていました。どうしてもクリエイティブな仕事がやりたかったのでアニメ業界に就職することを決めました。
プロとして日本でアニメ作りがしたいと思って留学したので、その夢がかない、とても嬉しいです。

→ポリーナさんが関わった作品

神戸電子について

卒業制作で声優やサウンドなど他学科の学生とコラボする機会があったのですが、実際のアニメ制作現場にとても近い雰囲気を味わえて、モチベーションがさらに上がりました。神戸電子だからこそできる経験なので、この学校で本当によかったと心から思いました。
一番の思い出はクラスメートと一緒に作ったショートアニメーションです!初めてのグループ制作だったのですが、みんなそれぞれの得意な分野で力を発揮して、無事にいい物に仕上げることができました。今の仕事でもその経験がとても役立っています。

→学生時代の作品「夏の夜空、君の隣」より

留学生活について

ちょっとレアなところかもしれませんが、日本人はヨーロッパの人よりも世界観や感覚がとても繊細だと思います。ほとんどの人が目を向けない日常的なものでも、楽しい何かを感じ取れるのは日本人の素晴らしいところです。日本に来てから自然にも周りの人にも優しく思いやる心を持つ人にたくさん出会えて、さらに日本のことが好きになりました。
私の留学生活はちょうどコロナが始まった時期と重なってしまったので、想像していたようには進まず、不安で色々と苦労しました。ですが、この状況だからこそできること、今できることに集中して頑張りました。コロナの規制が緩和されてやっと学校に行けるようになった時は、今まで我慢していた分、同級生と放課後とかにいっぱい話したり遊んだりして、留学生活のいい思い出を作ることができました。
神戸は多文化の町で、海も山も近く、楽しみ方もそれだけたくさんあるし、インスピレーションにあふれている町のように感じます。学校のキャンパスも神戸の中心地にあり、アクセスがとてもよかったです。

後輩の皆さんへ

日本語と勉強、違う国での一人暮らしなどは決して楽ではないですが、大変なことを乗り越えた先で広がる新しい可能性のために、自分の夢をあきらめずに頑張ってください!
また、アニメ業界を目指す人は、絵をたくさん描いてください。2年しかない短い期間の中で、課題や就職など大変だと思いますが、まだ時間に余裕がある学生のうちに、いろいろと挑戦してもよかったと今は思っています。社会人になるとそこまで時間や体力の余裕がないので、「描けるときに好きなだけ描け」と前の自分に助言したいです。

在籍学科

勤務先紹介

株式会社MAPPA
https://www.mappa.co.jp/

2011年設立のアニメーションスタジオ。テレビアニメを中心に、映画、CM、Webムービー等、ジャンルにとらわれない様々な映像作品の企画・制作を行っている。自社で権利を保有するIPの窓口権を運用し、国内外でのライツ事業も展開。代表作は、『呪術廻戦』『「進撃の巨人」The Final Season』『チェンソーマン』ほか。

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